領域概要

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領域代表者あいさつ

1千万倍以上のきわめて広い濃度・密度範囲で材料中に存在でき、周囲の環境に応じて、原子状態Hoや共有結合性Hcov. 、イオン性(しかもプロトンH+とヒドリドHの両極性)、 そしてそれらの中間状態にもなり、各状態で水素自体の大きささえも劇的に変えます。

本領域の目的は、その変幻自在な水素の性質を人類が “使いこなす” ための指導原理となる新たな水素科学(=ハイドロジェノミクス)を構築すること です。

これを目指して、①材料中の水素が示す高密度凝集・界面局在・高速移動・反応プロセス促進という4つの個別の水素機能に着目、②独自の研究戦略でこれらを高度化・融合することで多彩な「高次水素機能」を誘起、③先端計測・シミュレーションに基づく水素データ同化技術も導入して、④革新的材料・デバイス・反応プロセスを創成します。

学問分野の枠を超えた有機的連携により新たな水素科学を構築する本領域は、次々世代のエネルギー変革や物質科学全体の飛躍に貢献します。

 

領域代表者 折茂慎一 略歴
1995年広島大学にて博士(学術)取得。同年から2002年まで広島大学助手(この間、1998~99年にはフンボルト財団・文科省在外派遣研究員としてドイツ・マックスプランク研究所に在籍)。2002年東北大学金属材料研究所准教授を経て、2008年より教授、2013年よりWPI-AIMR 原子分子材料科学高等研究機構(現 材料科学高等研究所)にも主任研究者として兼任。この間、2012~14年総長特別補佐(企画担当)、2018年~総長プロボスト室員。2015年からは金属材料研究所先端エネルギー材料理工共創研究センター長および日本学術振興会・産学協力研究委員会「材料中の水素機能解析技術第190委員会」委員長。文部科学大臣表彰科学技術賞、Hydrogen&Energy Awardなど受賞。

領域内容

  • 材料中の水素が示す4つの個別の水素機能に着目
  • これらを融合することで多彩な高次水素機能を誘起
  • 先端計測・シミュレーションに基づく水素データ同化技術も導入
  • 実践的に革新的材料・デバイス・反応プロセスを創成

 

 

3ステージで確実に成果創出 Ⅰ: 個別の水素機能の高度化
Ⅱ: 高次水素機能の誘起
Ⅲ: 領域全体での革新的材料等の創成
優秀な若手研究者の育成 推進グループ16名が一体となり、国内外研究拠点への派遣支援、戦略広報での交流強化、キャリアパスの拡大などを実現します。
最新の共用装置の整備 合成・分析等の最新装置を設置、共用装置として広く活用します。
斬新な公募研究に期待 30件を目処に材料・デバイス・反応プロセス・計測および計算等の研究を公募、計画研究と一緒に革新的材料等を創成します。
ハイドロジェノミクスの継続的な普及・発展 ハイドロジェノミクス研究会や水素科学連携研究拠点の設置・整備、そして研究成果の社会実装等を推進します。

お問い合わせ

マネージメントサポート担当
佐藤(東北大学・折茂研究室)

Tel:022-215-2093
Email:

アウトリーチ担当
伊東(東京工業大学・一杉研究室)

Tel:03-5734-2636
Email: